ネオンカラーを差し色に<2012年春夏トレンド>

 2012年春夏シーズンを彩るトレンドカラーのひとつは、ヴィヴィッドなネオンカラー。新生「Kenzo(ケンゾー)」や「Marni(マルニ)」などのコレクションブランドから、全身ネオンカラーのルックを提案した「H&M(エイチ&エム)」と「Versace(ヴェルサーチ)」のコラボレーションまで、多くのブランドが鮮やかなピンクやイエロー、ブルーをスタイリングの差し色に選んでいる。


Kenzo


 新クリエイティブディレクターにセレクトショップ「Opening Ceremony(オープニングセレモニー)」オーナーのHumberto Leon(ウンベルト・リオン)とCarol Lim(キャロル・リム )が就任した「Kenzo」は、アメリカ人画家Ellsworth Kelly(エルズワース・ケリー)が作り出した原色に注目し、大胆な色使いと共にアスレチックで若々しい上品さを表現した。「Marni」のSummer Edition(サマーエディション)ラインでは、ナチュラル素材とテクニカルな素材が共存。「Versace for H&M」では、ネオンピンクやセルリアンブルーのスーツやドレスが視線を集めた。トレンドを取り入れやすいシューズやバッグ、アクセサリーも、今シーズンは特に色鮮やか。「Pierre Hardy(ピエールアルディ)」や「Sergio Rossi(セルジオロッシ)」などのシューズブランドが、パンプスやサンダルにネオンカラーを取り入れている。


Sergio Rossi


 10月に開催された東京コレクションでは、日本に大きな被害をもたらした大震災後初のコレクションに明るいカラーを選んだデザイナーが多かった。ネオンカラーとはその言葉通りネオン管の発光色を差すが、東京で初のランウェイショーを発表した「Johan Ku(ヨハン クー)」は、半永久的に発光する繊維を開発。その特殊な繊維で編まれたニットウェアが暗闇でネオンのように輝くという、サイエンスなコレクションが話題を集めた。

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