ピッティ・ウオモ ビジター数3万2000人 

ピッティ・ウオモがフィレンツェで開催された。開催企業ピッティ・イマージネのナポレオーネ氏によって結果が発表された。イタリア人のビジターが2%増加したのに比べ、イタリア国外からのビジターは全体で7.6%増加。特にアメリカ人ビジター数は、33.2%と急上昇した。ナポレオーネ氏は、今回ピッティ・ウオモにアメリカ西海岸出身の「バンド オブ アウトサイダーズ」、ピッティ・ウーマンに同じくアメリカ西海岸から出展した「ロダルテ」を招待したことが要因だと考えている。「この2つのブランドを招待したことがアメリカのメディアで大いに話題になった。同じような広告キャンペーンをしようと思ったらすごく高くついただろう。」と同氏は語る。他の国からの参加者も増加した。ドイツからは+9,7、日本から+10,6%、イギリスからは+20,4%、トルコからは+25,6%、韓国からは+17,7%それぞれ増加した。外国人ビジターの数は全体の35%を占めた。

ピッティ・イマージネ
バンド オブ アウトサイダーズを招待したことでアメリカ人ビジター数が急上昇


しかし、これらの数字は出展企業の印象とは必ずしも一致しないようだ。ビジターの数が減ったと感じている企業も多かった。原因は展示会そのものではなく、不況の影響だと言えよう。とはいえ、ナポレオーネ氏は、ピッティ・ウオモのメンズ展示会としての世界的地位がより確かなものになってきてると感じている。

出展企業は約1000社。出身の街や、もともとスポーツウェアのブランドだったかなどブランドのオリジナリティーを全面に押し出している。「それぞれの個性が力になります。私は展示会を一つのデパートに見立て、それぞれセクターごとに分けました。」ナポレオーネ氏は語る。

ピッティ・イマージネ
展示会場内


ピッティ・ウオモは今回、バイヤー2万人、卸業者やエージェンシーが1万人、ジャーナリストの数は1800人に増えた。ナポレオーネ氏によると、媒体としてウェブのみで活動するジャーナリストは250人に上るという。「高品質で様々な個性を提供できる展示会です。職人的な企業から、大企業まで出展しています。」同氏は語る。

同じことは、展示会の文化的部分にも言及できる。ファッション業界ではとても重要なことだ。このような文化の共存を一度に見せるという同展示会の手法が、多くのバイヤーと出展者を惹きつけている。



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